平成25年7月5日(金) 相模原市発表資料
(九都県市同時発表)
平成25年度東京湾環境一斉調査について
本市が参画している九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会では、東京 湾再生推進会議モニタリング分科会及び東京湾岸自治体環境保全会議とともに、別添のと おり平成25年度東京湾環境一斉調査を実施いたします。
なお、本市内からの排水は、東京湾岸及び関連流域に排出はされませんが、九都県市が 協調して実施する平成25年度東京湾環境一斉調査に賛同の下、資料提供いたします。
以 上
【問合せ先】
環境保全課 電話 042(769)8241
平成25年7月5日 東京湾再生推進会議モニタリング分科会
九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会 東 京 湾 岸 自 治 体 環 境 保 全 会 議
東京湾環境一斉調査について
(東京湾における流域及び海域の環境一斉調査)
~参加機関及び関連イベントへの参加者を募集しています~
東京湾再生推進会議モニタリング分科会、九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会及 び東京湾岸自治体環境保全会議(以下、「分科会等」という。)では、平成20年度から、国・自治体・ 研究機関等との連携をはかり、東京湾岸域および流域各地において一斉に水質調査を実施しています。
本調査は、多様な主体が協働しモニタリングを実施することにより、国民・流域住民の東京湾再生へ の関心の醸成を図るほか、東京湾とその関係する陸域の水質環境の把握および汚濁メカニズムの解明を 目的としています。
平成24年度は国、自治体、大学・研究機関、企業および市民団体等あわせて145機関が参加し、903 地点で調査を実施しました。また、併せて環境啓発活動等のイベントを開催しました。
これまでの調査で、湾岸域に限らず多くの箇所での調査が実施されてきたこと、また、水質のみなら ず、生物や水質改善に向けたイベントなど多岐にわたる調査に参加いただいてきたことから、本年度か らは、東京湾環境一斉調査(東京湾における流域及び海域の環境一斉調査)と名称を変更し、以下の日 程・内容で調査等を実施します。
平成 25 年度東京湾環境一斉調査
1 実施日
平成25年8月7日(水) 予備日 平成25年9月4日(水) なお、実施日の前後に実施される調査についても対象とします。
2 主催
東京湾再生推進会議モニタリング分科会
九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会 東京湾岸自治体環境保全会議
3 後援
一般社団法人 日本経済団体連合会
4 参加予定機関
海上保安庁、環境省、国土交通省 関東地方整備局、水産庁、九都県市ほか東京湾岸および流域自治 体、大学及び研究機関、NPO市民団体、企業
5 実施内容
東京湾の海域又は流域河川における下記の調査または活動
① 環境調査:実施日
※
における溶存酸素量(DO)、化学的酸素要求量(COD)、水温、塩分、透明度 等の水質調査。
② 生物調査データ収集:平成25年4月~9月
※
に実施される生物調査データの収集。
③ 環境啓発活動等:平成25年7月~9月
※
における、水質改善等に関する普及啓発活動を含むイベ ントの実施。
※ 調査・活動の実施日・対象時期は目安であり、その前後に実施される調査、活動も対象とします。
参加機関の募集について
分科会等では、環境調査や環境啓発活動イベントの実施等を通じて本調査へ参加いただける機関を募 集しています。関心を持たれた機関又は団体は、別紙1「東京湾環境一斉調査への参加ご案内」をお読 みのうえ、参加申込書を送付いただくか、問い合わせ先まで御連絡いただきますようお願いいたします。
申込先 FAX: 03-5500-7154 E-mail:brp@jodc.go.jp(担当:難波江・森岡)
取材対応
海域の調査では、船舶による調査を行う機関があります。乗船して取材を御希望の報道機関は、7 月26日(金)18時までに次の連絡先までFAX又はメールで御連絡ください。取材内容に応じて、 取材可能な参加機関をご紹介いたします。
連絡先 FAX: 03-5500-7154 E-mail:brp@jodc.go.jp(担当:難波江・森岡)
結果の公表
東京湾環境一斉調査の結果については9月末頃までに下記ウェブサイトに概要を掲載する予定で す。過去の調査結果及び東京湾再生推進会議の活動についても同ウェブサイトを御参照ください。 http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TB_Renaissance/Monitoring/General_survey/index2013.h tm
問い合わせ先
東京湾再生推進会議モニタリング分科会事務局 海上保安庁海洋情報部環境調査課
難波江(なばえ)・森岡(もりおか) 03-5500-7153 環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室
山田(やまだ) 03-5521-8320
九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会事務局 埼玉県環境部水環境課
吉原(よしはら) 048-830-3081 東京湾岸自治体環境保全会議事務局
川崎市環境局環境対策部環境対策課 石田(いしだ) 044-200-2520
参考 「東京湾再生推進会議」
平成13年12月に都市再生本部の都市再生プロジェクト(第三次決定)として、水質汚濁が 慢性化している大都市圏の「海の再生」を図ることとされたことを受け、平成14年2月に関 係省庁および関係地方公共団体を構成員として設置された。平成15年3月に策定された「東 京湾再生のための行動計画」については、平成25年5月に本行動計画の期末評価を実施した。 また、平成25年からの「東京湾再生のための行動計画(第二期)」を策定し、引き続き取組を 進めている。
なお、推進会議の下部機関として「幹事会」、「陸域対策分科会」、「海域対策分科会」、「モニ タリング分科会」が設けられている。
「九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会」
平成元年6月の「首都圏環境宣言」を踏まえ、九都県市(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川 県及び横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市)が協調して取り組むべき方策を検討 するため、平成元年11 月に環境問題対策委員会のもとに設置された水質改善専門部会は、東 京湾の水質改善に係る下水道の整備及び富栄養化対策等に関する事項の調査、検討及び情報交 換等を行っている。
「東京湾岸自治体環境保全会議」
昭和48 年6 月に開催された「東京湾を囲む都市の公害対策会議」において東京湾の環境 保全と広域的対策を図るための早急な機構整備の必要性が提案されたことを機に、昭和50 年 8 月に設立された。東京湾岸に面する1都2県16市1町6特別区の26自治体で構成され、住 民への環境保全に係る啓発や、連帯的・統一的な環境行政の推進を目的に湾岸地域の環境保全 に取り組んでいる。
東京湾環境一斉調査への参加ご案内
主催:東京湾再生推進会議モニタリング分科会
九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会
東 京 湾 岸 自 治 体 環 境 保 全 会 議
後援:( 一 社 ) 日 本 経 済 団 体 連 合 会
東京湾に関連する地方自治体と関係省庁からなる東京湾再生推進会議は、 東京湾流
域圏において、 より良い水循環のもとで生態系を回復し多くの生物が棲みやすい水環
境となるよう、環境の保全・再生・創造を図り、自然と共生した首都圏にふさわしい
東京湾を目指すための取組を進めています。
昨年度に引き続き、東京湾再生推進会議モニタリング分科会、九都県市首脳会議環
境問題対策委員会水質改善専門部会及び東京湾岸自治体環境保全会議では、平成 25
年 8 月 7 日(水)に6回目となる東京湾環境一斉調査の実施を予定しております。本
調査は、 「多様な主体が協働しモニタリングを実施することにより国民・流域住民の
東京湾再生への関心の醸成」を図るほか、 「東京湾の全域及び陸域を対象とした一斉
調査を通じ、東京湾の汚濁メカニズムを解明する」ことを目的としており、国の関係
機関や自治体、大学・研究機関、企業、市民団体等多様な主体が連携して実施する調
査です。
つきましては、東京湾岸及び流域で活動されている NPO や企業の方々にも、本一
斉調査への参加を通じ、 東京湾の環境について関心を持つ機会として頂きたいと考え
ております。ご参加いただける場合には、別紙に調査内容等をご記入のうえ、7月
22 日(月)までに下記、東京湾再生推進会議モニタリング分科会事務局までご連絡
下さいますようお願いいたします。また、他の NPO 、企業の方々に本調査への参加
についてお声がけくださいますようあわせてお願いいたします。
なお、調査への参加とは、 8 月7日(水)前後に東京湾岸域及び流域での環境調査
を実施することや、今年 4 ~ 9 月頃の生物データの報告、環境啓発活動等のイベント
を行うことをいいます。別紙 2 『平成 25 年度東京湾環境一斉調査への参加方法』と
別紙 3 『東京湾環境一斉調査への参加についての質問・回答』もご参考にお読みくだ
さい。参加団体におかれましては、広報資料等に団体名を掲載させていただきたいと
考えております。この他、参加についての詳細は下記までお問い合わせください。
(参考)一斉調査の昨年度調査結果及び東京湾再生推進会議の活動については、下記
東京湾再生推進会議のホームページをご参照下さい。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TB_Renaissance/Monitoring/General_survey/index2012.htm http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TB_Renaissance//index.html
東京湾再生推進会議モニタリング分科会事務局
海上保安庁海洋環境保全推進室(担当:難波江・森岡) Tel : 03-5500-7153 Fax: 03-5500-7154
環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室(担当:山田) Tel : 03-5521-8320 Fax: 03-3501-2717
別紙 1
東京湾環境一斉調査 参加申込書
団体名
住 所
担当者名
連絡先( TEL )
( E-mail )
1 .環境調査の実施予定
測定項目 測定方法 観測地点
度 分 秒
取材の
可否
備 考
(団体の紹介等)
※測定方法については、使用する観測機器や観測手段などについてご記載ください。
※観測地点については、緯度・経度をご記入願います。わからない場合は観測地点を示した地図 をお送りくださいますようお願いします。
※マスコミ等から取材の申し込みがあった場合に、対応可能かどうか記載をお願いします。
2 .生物調査結果の報告
調査対象生物 調査項目 調査地点
度 分 秒
調査時期 備 考
※生物調査結果の報告様式については、後日配布いたします。
3 .環境啓発活動等のイベントの実施予定
開催場所 実施日 イベント名(活動内容) 主催・問合せ先
※実施状況の報告様式については、後日配布いたします。
※ホームページ、広報、東京湾環境マップ等の公表資料に掲載する写真を募集します。環境調査 又は環境啓発活動等のイベントで撮影した写真の提出についてご協力をお願いいたします。
成25 度東京湾環境一斉調査への参加方法 別紙
※
項目 測定
※
実施し 別途指定す
.環境調査の実施
概 成25 実施し 水生生物
.生物 ータの報告
日
※
以 項目 測定
※
実施し 別途指定す
期限内 タ 事務局ま 提出く い タ形式
事務局指定 様式 し く い
概 成25 ~ 実施し 水生生物
調査
※
結果 事務局ま 報告く い
調査対象 す 生物種 調査地点等 指定
あ ませ 後日 生物調査 報告様式 電
共通項目 O、水温、塩分
※原則 し 海面 0.5m~海底 1mま
1m毎 鉛直方向 観測
推奨 透 度
子メ ル 配布い します
※ 例 潟や潮 ま 生物観察
潮 狩 等 採取生物
釣 イベン 釣果報告
海 域
推奨項目 透明度
共通項目 O 、水温、流量
※河川 流心 水面 全水深 20%
釣 イベン 釣果報告
陸 域
.イベン 等の実施
※河川 流心 水面 全水深 20%
位置 部 調査
※ 日 実施 難しい場合 け 日 前後数日 測定
域
海や河川 環境改善 向け イベン 等 企
画 実施
※
す 場合 事務局ま そ 概要
報告く い 規模 対象等 指定 あ ま
実施し く い
※ 基本的 海 河川等 公共用水域 測定 願いし います 困
難 場合 排水口 汚濁負荷量 測定 も参加可能 す
せ 後日 イベン 報告様式 電子メ ル
配布い します
※ 実施時期 い 概 ~ し く い
参加申込書 希望 参加形態及び必要事項 記入し 7 22日ま 事務局ま 提出く い
★本 度も 一斉調査終了後 情報 共 や解析 目的 し 東京湾環境一斉調査ワ クショップ 開催 予定し います★
「東京湾環境一斉調査への参加について」の質問・回答
Q1.観測地点とは公共用水域ですか、または排水口ですか?
A1. 基本的には、近くの海や河川など公共用水域の測定をお願いしていますが、貴社が通常行って いる排水口での測定でも参加可能です。
この一斉調査の取組では、できる限り多くの企業やNPOの皆様の参加を求めています。是非 ともご参加ください。
Q2.測定日、測定項目をもう少し具体的に教えてください
A2 現場での測定作業は8月7日、又は8月7日近辺(8月7日の含まれる1週間)に行っていた だき、測定データを可能な限り早く提出いただきたいと考えています。
測定項目は、陸域の河川等では化学的酸素要求量(COD)、水温、流量の3項目、海域では 溶存酸素量(DO)、水温、塩分の3項目を共通項目としています。ただし、流量測定が困難な 場合は除いていただいて結構です。また、透明度についても昨年度に引き続き試験的に取り組 んでいきたいので、実施できる場合はお願いします。
排水口での測定は、通常測定して頂いている汚濁負荷量の測定項目などで結構です。
Q 3 .測定方法はパックテストなどの簡易測定法でもよいですか?
A3 水質汚濁の解析や研究のためのデータはJIS法等による測定が望ましいと考えています。 従って、企業の皆様の参加の場合は可能な限りJIS法等の正規の測定方法によりお願いします。 しかし、パックテストなどの簡易測定法による参加も可能です。できる限り多くの企業やNPO の皆様の参加を求めていますので、是非ともご参加ください。
Q 4 .透明度調査はどのように行えばよいでしょうか?
A4 透明度は、透明度板(セッキー円盤)と呼ばれる直径30㎝の白色円盤を水中に沈め、上から見え る限界の深さを調べるものです。透明度の調査には、自作した道具を用いていただいても構いま せん。また、詳しい調査方法は海洋観測指針(気象庁)に記載されています。なお、調査に際し ては、くれぐれも事故のないようご注意ください。
参考HP(文理):http://www.ecology-kids.jp/research/a05.html
Q 5 .観測地点の緯度経度の調べ方がわからないのですが
A5. 海上保安庁のホームページhttp://www4.kaiho.mlit.go.jp/CeisNetWebGIS/や、国土地理院のホ ームページhttp://watchizu.gsi.go.jp/で調べることができますので、できるだけ各調査点の緯度、 経度について度・分・秒でご記入くださいますようお願いします。
Q 6 .参加人数とはどのように数えれば良いのでしょうか?
A6. 提供いただくデータに関して、採水・分析に携わった方の人数を概数で記載してください。 分析を委託されている場合、委託先の人数はカウントしなくて結構です。
別紙 3
Q 7 .一斉調査のデータはどのように、公表されるのですか?
A7 調査により測定されたデータは、原則として誰でも活用できるよう、ホームページ上で公開す る予定です。
Q 8 .データは公表するほかにはどのように利用されるのですか?
A8 ご提出頂いた調査結果は、データベース化し、どなたでもご自由に活用できるようにホームペー ジ上で公開する予定です。また、これらのデータは、国や地方自治体の研究機関、大学等が研究を 行う時に利用されることが考えられます。
昨年度までの調査結果は東京湾環境情報センターのホームページからダウンロードができるよう になっています。 http://www.tbeic.go.jp/WEBGIS/Download01.asp
Q 9 .この調査の成果はどのようにまとめられるのでしょうか?
A9 調査によるデータが収集されましたら、「東京湾環境一斉調査ワークショップ」を開催し、一斉調 査参加者と東京湾の環境研究者によって解析を行う予定です。開催概要が決まりましたら、調査参 加の皆様へご案内させていただきますので、是非ご参加ください。成果として「東京湾環境マップ」 を作成します。
なお、東京湾環境マップや、東京湾再生推進会議のホームページ等の公表資料に掲載するため、 調査やイベントの写真を募集しますので、皆様ご提供くださいますようお願いいたします。